2010年09月11日 11:24:00

SIGMA DP-1 2010/9/9撮影
今年の夏、あらためて風の力について考えさせられました。
水は空気の25倍、熱を取る効果がある。
これは、学生時代ライフセイバーもどきの講習を受けた時に聞いたことです。(実際のテストにも出てた)
風と組み合わせることでさらなる冷却効果がアップするので、泳ぎに行ってプールや海から上がった時には、バスタオル等で水気を拭き取るのが大事というわけです。実際濡れたままで風に当たってみて体験しましたが、冷えの効果は絶大でした。世の中は水冷エンジンがメインですが、風(空気)で冷やす空冷エンジンもすてたものじゃないと思います。←うちの社長のバイクは空冷です。
話を風に戻して・・・
今年、ほほー と思ったは、熱をとる風 としてではなく、水分をとる(飛ばす)風 にです。
今まで洗濯物は、部屋干しであまり窓を開けていませんでした(目の前杉林だしw)。知り合いに言われ、風がある日に窓を開けて洗濯ものに風を当てたら、もの凄く乾くのが早かったのです。そのあとも、北海道ツーリングに行って、雨でぬれたグローブや乾燥機での乾かし方が不十分だったジーンズをバイクの走行中に意識的に風を当てたら、あっという間に乾いたのでした。こんなにも違うと驚きました。
ライダーにとって走行中の風圧、ヘルメットの中の風切り音などは、負の要素ですが、バイクや自分の体を冷やす風、湿気を飛ばす乾いた風、その土地の風(の匂い、は正の要素だと思います。中でも風の匂いは、自分にとって特別で旅を印象深くさせてくれたりするものです。過去に嗅いだことのある風の匂いに出会うと、その当時のその場面の記憶が甦り、いい思い出でもイヤな思い出でも過去を懐かしくさせてくれる、刺激的な正の要素です。
今日の赴任先の町は雨で、今日を境に今年の青森の暑い夏が終わったように思います。
写真は、夏の終わりの一枚です。
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